前回紹介したコンデンサマイクは,出力端子がXLRタイプ(通称,キャノンタイプ)になっているので,AG03などのオーディオインタフェースが無いと使えない。マイクとオーディオインタフェースを合わせるとそれなりの値段になってしまう。また,オーディオインタフェースの分だけ場所もとる。

そこで,手軽さを優先するのであればUSB出力のマイクを選ぶのがよいだろう。このタイプはマイクの中にオーディオインタフェースが内蔵されているので,PCに直接接続して使える。このタイプの製品では,マランツのMPM-1000Uが定番だ。以前は6000円台で入手できたが,現在は,1万円くらいになっている。

MPM-1000Uに1万円払うのであれば,上位機種のMPM-2000Uが良いように思う。こちらは,AD変換器の性能が向上しており,周波数特性やSN比が向上している。

ただし,USBタイプでは,使用ソフトとの相性問題でノイズがのるといった報告もある。よく調べてから購入した方が良いかもしれない。

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