ソニーがマーカーレスARを発表した．これはすごい．AR，つまり拡張現実感は，カメラなどで撮影した自然画像に，仮想物体を合わせ込む技術であるが，通常はそのために，専用のマーカを必要とするものが多い．ソニーによれば，今回開発したマーカーレスAR技術の特徴は以下とのこと．
AR技術は，実画像に仮想物体に合わせ込むため，内部では，3Dの位置検出を行っている．通常の画像認識では，認識速度が遅かったり，遅れ時間が長かったりするものも多いが，ARでは，リアルタイムに合わせ込みを行わなければならないため，遅れ時間が短く，フレームレートも30fpsで動作するものが多い．したがって，その部分だけ利用すれば，フィードバック制御のための位置検出センサとして利用できるのだ．我々も，ARToolkitを使って，ラジコンヘリコプタの姿勢制御をずいぶん昔から行ってきた．今後も，この技術に注目していきたい．
ARToolkitをベースにつくった位置計測のためのフレームワークとのこと。これは，是非使ってみたい。
久しぶりに工学ナビを訪れたら，ProcessingでAR.Droneをコントロールするためのライブラリが公開されていました。ちょっと試してみたところ，確かに，動きます。これは，簡単で便利！
NyAR4psgを使えば，ProcessingからARToolkitが使えますので，AR.Droneの画像を使ってARマーカを認識させながら，自律飛行させる，と行ったことが可能です。
なお，平田研では，だいぶ昔からARToolkitを位置検出ツールとして使用し，ラジコンヘリコプタの自律制御などを実現してきました。このようなツールの公開はとてもありがたいです。
WordPressとTwitterを連動するプラグイン”Tweetable”を入れてみた。そのテスト。
宇都宮大学工学部のある陽東キャンパスでは，毎年，桜が満開になるこの時期に，さくらフェスタを開催していました。今年は，震災を配慮し，実施内容を再検討した上で，「春の交流企画」と名前を変えて実施しました。
昨日4/9（土）は雨の影響でお花見をされている方はほとんどいらっしゃいませんでしたが，本日4/10（日）は多くの花見客でキャンパス内が賑わっていました。電気電子工学科からは，電気自動車の展示と，超伝導のデモンストレーションを行いました。ロボットのデモや体験コーナーを行っている機械の尾崎研は今年も大変賑わっていました。
震災被害地の衛星写真を震災前と比較できるサイトがあります。
Satellite Photos of Japan, Before and After the Quake and Tsunami , The New York Times, Asia Pacific
Gmailなどはメールの内容がGmailサーバに保存されます。先日，Gmailのトラブルで過去のメールが消えかかる問題が生じました。そのため，メールのバックアップをおすすめします。
私はMailStoreのフリー版を愛用しています。GmailだけでなくThunderbirdやOutlookのメールも簡単にバックアップできます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
日が経つにつれて，被害の甚大さが明らかになってきました。被災した原子力発電所においても，必ずしも楽観視できな状況が続いています。しかし，こういう時だからこそ，冷静に，そして，前向きな姿勢で，日々過ごしてゆきたいと思います。
また，素人考えの善意がかえって被災地に迷惑をかける場合があります。プロに任せた方がよい場合が多々あります。一方，お金はいくらあっても困ることはないようですから，信頼の置けるところに寄付をしましょう。
被災した方々にお見舞い申し上げると共に，関西で無事に過ごしている者として，募金情報をまとめておこう．こういうときの鉄則は，信頼できるところに募金することだ．
これには驚いた。日本企業でHDD事業を行っているのは東芝だけになってしまう。この先，とても心配。
http://www.asahi.com/business/update/0307/TKY201103070516.html
日立製作所は７日、世界３位のハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）事業を、世界首位の米ウエスタン・デジタル（ＷＤ）に売却すると発表した。売却額は約４３億ドル（約３５００億円）。